【レビュー】1DD+2BAのハイブリッドイヤホン「MaGaosi K3 Pro」を買いました
こんにちは、もず(@mzu_lov)です。
今回はなかなか評判の良い中華イヤホンを購入したので紹介します。
価格は約1万5000円ですが3つのドライバーを採用した高コスパイヤホンは果たしてどんな商品なのでしょうか?
内容はこんな感じです。
ご丁寧に日本語の説明書にパッケージ内容と製品スペックが掲載されていたので横着してそのまま載せます。
イヤホン本体
シルバーもあるようですが今回はブラウンを選択しました。
MMCXコネクタは回しやすいですが決してクルクルと回ってしまうものではなく自分の合わせたいポジションにピッタリと合わせることができます。
遮音性
本体側面には2つの空気孔がありますが音が漏れることはなさそうです。
遮音性も耳にすっぽりとハマるためなかなか高いと思います、あとは音楽の音量次第です。
ドライバー
ドライバー構成は1ダイナミックドライバー(以下DD)、2バランスド・アーマチュアドライバー(以下BA)のハイブリッド構成です。
それぞれDDが低域、BAが高域を担当しているよくある構成です。
DDはグラフェンダイアフラムという最新の素材を使用しているようで調べてみると論文がズラ~っと出てきました、2010年にノーベル賞を受賞したそうです。
ケーブル
ケーブルは同じものが2つはいっていました。
また、今回はWooeasyさんの8芯ケーブルを同時に購入したので付属ケーブルは一度も使っていません(みんなも多分リケーブルするしいいよね.....)
イヤーピース
イヤーピースはシリコン製のものとスポンジ製のもの(いわゆるコンプライ)が入っています。
シリコンイヤーピースは少し固めです。
同時にSpinFitも購入したのですが取付しにくく、また使用しているときにSpinFitの向きが少しでも変わると音も変わってしまったので向いていないかなと思ってます。
現在は標準イヤーピースしか使っていませんがオススメがありましたら教えていただけると幸いです。
フィルター
フィルターはブラウンとシルバーのものが付属しています。
シルバーのものは不織布がついているので音のクリアーさや見通しは悪くなります。
長時間の使用で耳への負担がかかるのが心配な場合以外はブラウンフィルター固定で問題ないと思います。
聴いてみての音の印象
全体
バランスのいい音ということは聞いていたのですが、実際に聴いてみたら予想以上のものでびっくりしました。
音の分離がとてもしっかりとしているので楽器、ボーカルと両方とも同時にしっかりと聞き分けできてなかなか楽しかったです。
低域
エージングをしていくと低域が少し強めになりますが高域を邪魔することなく存在感のある音を鳴らしてくれます。
深い低域ではないですが逆にその程よい低域の浅さがまたいい感じです。
高域
高域は解像度がなかなか高いです。
特に坂本真綾さんのMillion Cloudsを聞いたらあまりの透き通った歌声にひっくり返ってしまいました。
自分はAimerさんをよく聞くのですがAimerさんの歌声では低い部分が聞こえにくくて残念でした。
総評
全体のバランス ★★★★★
高域 ★★★★★
中域 ★★★★☆
低域 ★★★★★
1DD+2BAのドライバー構成だけでも安く感じますがそれ以上に音はいいものでした。
個人的にはSE215を買ってオーディオの世界に入ろうとしている方にコレをおすすめしたいです。
初心者の方でも手が届きやすく、かついつまでも使い続けられるようなイヤホンです。
~オマケ~ 使っているケーブルについて
ケーブルはWooeasyさんの8芯ケーブルを使っています。
音は広がりが増して低域が弾んでくれます。
編み込みが丁寧で取り回しもしやすいです。
プラグはしっかりとした金属のL時ですがクルクルと回ってしまいやすいのが難点です。
同じくWooeasyさんからストレートプラグの8芯ケーブルが販売されているのでそちらもオススメです。